ネガティブ感情との、正しい付き合い方、知ってますか?【書評】「幸福になりたいなら、幸福になろうとしてはいけない」

不安がありすぎて、悩んでいる人「嫌な感情を追い払うために、相当な努力をしてきた。」

不安で眠れない人「嫌な感情から逃れるために、たくさんの本を読んで、たくさん試してきた。でも、効果がない。いったい、どうすれば?」
このような人向けの本です。
この本を読めば、
そのために、具体的に何をすればいいのか?
ということがわかります。
自己紹介
大学では、心理学と名のつく科目を全て履修していました。
他の科目は中途半端に勉強したのですが、心理学だけは面白すぎて、真面目に勉強していました。
そんな僕が、心理学的に見ても、とっても正しい、素晴らしい本をご紹介します。
まず、あなたに質問です。
恐らく、ほとんどの人が「ある」と答えるはずです。
-
しかし、その解決しようとする行為自体が、そもそもの問題を作り出していたら…?
実は、
-
頑張っているのに、なぜ良くならないの???
と、首を傾げますよね?
「なんで!?私だけ?!」
と叫びたくなるかもしれません。
でも、正しい感情との向き合い方を知れば大丈夫です。
その、
と
があれば、確実に現状を変えられるはずです。
僕は、この本によって助けられた一人です。
この本は、
メンタリストDaiGoさんも、この本をオススメされていました。
さっきも少し言いましたが、ここまで読んでくれたということは、あなたは、
と、感じている人のはずです。
こういうように自分自身を見つめている人って、あんまりいないと思います。
あなたは、もう、今の段階で、すでに、
です。
あなたの周りを見回してみて、どうですか?
-
真面目に自分自身と向き合っている人、います?
そんな人、いませんよね?
-
なんとなく生きている
という人ばっかじゃないですか??
この本を読んで、この本のことを実践していけば、
あなたは、以前よりも自分自身を知ることができ、上手に、
- 不安な気持ち
- 嫌な気持ち
と、付き合えるようになります。
もし試してみて、効果があったのであれば、是非、周りの人たちにも、その知識を、たくさんシェアしてください。
子供でも、簡単に使用できます。
前置きは長くなりましたが、本の簡単な紹介をしていきます。
僕なりに簡単にまとめますので、詳しく読みたい方は、是非、本を手に取ってみてください。
僕はこの本、1万円で売っていても、買います。
この本に、何が書いてあるのか?
それは、大きく分けて、3つです。
-
①ネガティブな感情との、正しい付き合い方は?
②ネガティブな感情と正しい付き合い方をしたら、次にすべきことは?
③自分にとっての価値あるものを、明確にする方法は?
という事が書かれてあります。
僕がこれから紹介するのは、
-
①ネガティブな感情との正しい付き合い方
②ネガティブな感情と正しい付き合い方をしたら、次にすべきことは?
です。
これだけでも、相当な価値があります。
簡単にですが、紹介していきます。

1 「どのように、ネガティブな感情と付き合えばいいのか?」
まずはじめに、これからご紹介する行為は、
- 不快な感情を取り除く
- 気分を良くすること
ではありません。
残念ながら、不快な感情は、消えません。
というか、消そうと思っても消せないはずです。
大切なのは、
①ネガティブな感情を排除しようとしない
やってみたことがある人は、わかると思うんですが、抑え込めませんよね?
抑え込んだとしても、またジワジワと湧いてくるはずです。
②ネガティブな感情を、他人が感じている感情のように扱う
と考えることです。
例:
あなたの名前が山田太郎だとして、
というように、自分のことなんですが、まるで他人事のように、自分のネガティブな感情を扱ってみてください。
③自分の心の中で繰り返している、ネガティブな感情を、明るい歌に乗せてみる
(僕はトトロの歌のリズムを使ってます)
-
「私は〜仕事ができない〜♪」
「私は〜なんで、ミスばっかりするんだろう〜♪」
このように、なんの歌でもいいので、ネガティブな感情で、勝手に替え歌を作ってみてください。
自分の好きな歌、知っている歌で構いません。
自分でやっていて、ネガティブな感情なのに、結構、笑えてきますよ。
④感情に名前をつける
-
・(おっ、またまた 「自分のことを攻める君」 が来ましたね)
・(あれ?ひさしぶりに「自分のことを、アホと言う君」も姿を表したな)
のように、勝手に自分の感情に、名前をつけてしまいましょう。
⑤感情を、声を変えて取り扱う
(僕は、ミスタービーンの声に変えてます)
ミスタービーンって、そんなに話さないんですが、僕はビーンの声が好きで、よく使わせてもらってます。
声は何でもいいです。
この本の中では、ミッキーマウスの声が出てきていました。
声を変えると、これまた、ちょっと笑っちゃうような、感じになると思います。
これらの対策の共通するところは、
というところです。
ここは、超重要ポイントです。
・山田太郎は職場の人と会いたくないという感情を持っている、と考える
など、
感情と近い距離で接するのではなく、ちょっと距離があることに気づくこと。
これが大事です。
感情を感じるのではなく、感情を見ることができれば、本当「楽」になります。
繰り返しになりますが、感情を押さえつけたり、殺したりするのではありません。
感情は、野放しにしておいてください。
「ネガティブな感情をそっとしておいたら、次にすべきこと」
①10回の深い呼吸(1日 5分×2回でも効果あり)
-
いろんなこと考えるはずなので、考えたら、呼吸に意識を戻す。
↓
呼吸に戻っても、また何かを考えるはず。
↓
そしたら、また呼吸に意識を戻す。
またすぐに考えるはずなので、また呼吸に意識を戻す。
これの繰り返しです。
-
(あっ、今、考えてしまってる(呼吸に集中してない))
と、自分自身で感じる(気付く)ことが大切
これができるようになると
②思考に「支配されそうな時」に気付くことができる
③思考に支配されそうになっても、注意を元に戻すことができる
ということが出来るようになります。
すなわち、感情と距離を取ることができます。
絶対に感情と戦わないこと(しつこいようですが、大切なので何回も言います)
戦いそうになったら、深呼吸してください。
深呼吸に意識を戻してください。
深呼吸する際に、空気が
というルートを通る事を、思いっきり意識してみてください。
徹底的に呼吸に注目するのを、オススメします。
感情が出てきたら、そっとしておいて、意識を深呼吸に戻すことを、くり返し行ってみましょう。
この
はっきり言って、
簡単ではありません。
呼吸に注目しても、すぐに戻ってきます。
終わりのない戦い、です。
でも、何回か行ってくると、
んですよね。
以前よりも、弱く感じることもあります。
あとは、ひたすら、感情と戦わず、呼吸に注目することを、繰り返していくだけです。
家の中の静かな環境でなくても、
信号待ち、休憩時間、などでも簡単に行うことができます。
最後に
感情は
・ラジオ
のようなものです。
天気のように、常に存在して、常に変わり続けます。
ラジオのように、
-
でも、そんなにずっとラジオ聴きますか?
-
ラジオで流れていることを、全て受け止めますか?
「受け止めないですよね?」
でも、これが感情になってしまうと、真面目に、ずっと受け止めてしまうんですよね。
-
(あーどーしよー、ミスったーマジ恥ずかしい。)
(周りは私のこと、どんな目で見てるだろう?)
(できない人と思われた!絶対!)
なんて思ってしまいます。
このラジオの番組(番組名:私ってどうしようもないチャンネル)を、無意識にずっと聞いているようになりますよね。
でも、全然、大丈夫です。
ですから。
ラジオと同じく、
-
あーミスったー!
って、あなたにとって、役立ちます?
役立ちませんよね。
あなたの役に立たない情報は、そっとしておいてあげてください。
あなたがミスをしたのであれば、
と思うより、
を考えた方が、良いですよね。
そうすれば、もしかしたら、
・ミスをすぐに認めて、立派だ。おそらく、自分に自信があるのだろう。
という評価になるかもしれません。
ここまで紹介したのは、書籍内の一部分です。
しかし、今、ご紹介した点が、この本の一番大切な部分だと感じています。
とまで思っています。
ネガティブな感情を、消すことはできません。
消そうとすると、確実に、また返ってきます。
感情を、どれくらいの距離で、どのように感じるのか?
が重要なんです。
この本の中には、今回ご紹介した、
ネガティブ感情との付き合い方以外にも、あなたの人生を豊かにしてくれるテクニックが満載です。
それら、全て、お金もかからず、すぐに取り書かれるものばかりです。
僕は3回読みましたが、少なくとも、あと5回は読もうと思っています。
本当におすすめです。