学生時代に英語ができなかった人が英語力を伸ばすには
この記事は
・中学校の時に通信簿での英語の成績が、１０段階中、良くて２、ほとんど１という人は、どのように勉強をしたら英語で日常会話くらいならできるのか？
・たくさん英語の勉強法があるけど、何からやればいいかよくわからない。
という疑問をお持ちの方に向けて書いています。
私は中学生の時の英語の成績は１０段階中１か２。テストの平均点は１００満点中１０点くらいです。しかし今ではオンライン英会話において、講師と毎日、日常会話を話すことができるくらいにまで上達しました。英語の勉強は今でも続けています。
もくじ
１ 学生時代に英語ができなかった人が英語力を伸ばすには
２ 覚えておいた方がいいこと
３ 成長マインドセット
１ 学生時代に英語ができなかった人が英語力を伸ばすには
①動機の明確化
勉強の明確な理由があればいいですが、ほとんどの人は（英会話くらいはできないとな）くらいの感じだと思います。そのような人は最初から、動機を明確に、と言われても、動機を探している間に勉強をやめてしまいます。そのため動機がない人は、最初は英語で書かれた自分の好きな事、好きなもの、海外ドラマ、映画（ジブリ映画もあります）を日本語字幕なしで見たい、有名人にSNSで英語でメッセージを送りたい等々、英語を使ってできる事を自分で探してみてください。
②ひたすら瞬間英作文の作成
瞬間英作文の作成とは、日本語→英語という回路を高速で回すという事です。ほとんどの教材にはＣＤがついており、日本語→約３秒無音→英語という感じで流れてくるので、３秒無音の間で考えます。
学生時代に英語の成績が良かった人も意外に会話ができないというのは、この日本語→英語という回路が頭の中に出来上がっていないからと言われます。
瞬間英作文のメリットは２つあります。
１つ目は、瞬間英作文の作成をすることにより、日本語→英語という動作が素早く行うことができるようになることです。
覚えた文章をオンライン英会話の講師、英語ができる友達、いなければ一人二役でもいいと思います。（誰かと話すという感覚が大事です）
大事なのはアウトプットするということ。
最初、私は単語を覚えたりするだけで満足し、アウトプットを全くしていませんでした。アウトプットをしていないのに（なんでこんなに勉強をしているのに英会話ができないんだ）と思っていました。アウトプットが大事と言われるものの、それを実践していませんでした。大事なことなのでもう一度言います。
アウトプットはどのような形でもいいもで、絶対にしてください。
２つめは小さな成功体験を徐々に積むことができることです。
小さな成功体験や、徐々に成長している感覚、嘘でもいいから前に進んでいる感覚を持つというのは、超がつくほど大事なことです。瞬間英作文は少ない時間（覚える→使う）で成果が出るため成長につながりやすいと思います。瞬間英作文をして考えた英文が、相手に伝わった時は本当に感動すると思います。
逆にデメリットも紹介します。
リーディング、ライティングが伸びないことです。
私の場合は瞬間英作文の本のＣＤを聞いて勉強を続けていました。徐々に英語で会話できるようになったものの、英語で書かれた本を読んだ際には、全く理解できなかったという経験があります。
瞬間英作文は最初の成功体験を積むため、若しくは英会話だけ頑張りたいという人には向きますが、全体的な英語の能力を伸ばしたいという人には向いていません。
２ 覚えておくべきこと
①全員が全員、完璧な英語を使いこなしているわけではないことを知る。
間違えたら恥ずかしいから、完璧にできるようになってからじゃないと英語で話しかけるのなんて無理。
こんな風に思っていませんか？
以前の私はそうでした。みんなそうですよね。
でも外国に目を受けてみると、めちゃくちゃな文法でもニコニコしながら英語で会話をしている人たちがたくさんいます。
フィリピンの英会話講師に
「誰もあなたに期待していないから、間違えるのなんて何も気にしなくていいですよ」
と言われたことがあります。
間違えたって誰もバカにしません。
②（積極性のない人は）自分は積極性がないことを知る
あなたは出川哲郎さんのように外人に対して話しかけられますか？ほとんどの人は無理だと思います。
積極的に外国人に話しかける事（アウトプット）は英語学習において、とてつもなく強力な武器となります。
意識して（私は積極性が低いから自分から話しかけないと！）というように話しかけていきましょう。
誰もあなたに期待していません。
③友達と一緒に始めるのがいい
科学的に証明されている理論を活用します。
何かを始める時には、一緒に行う仲間がいたほうのが努力し続けることができると言われています。
仲の良い友達と一緒に英語学習を始めてみてはいかがですか。
３ 成長マインドセット
英語と聞くと、もう遅いんじゃない？と言い
運動と聞くと、服を持っていない、と言い
投資と聞くと、騙されるから嫌と言い宝くじを買いにいく…
こういう人は近くにいませんか？
「成長マインドセット」という言葉を聞いたことがありますか？
簡単に言って、人間は何歳になっても成長できるという考え方です。
逆の言葉で「硬直マインドセット」という言葉もあります。
上記の人は完全に硬直マインドセットの考え方です。
そういう人は恐らく何もチャレンジせず、このまま生きていくでしょう。
私は成長マインドセットの考えに出会って人生が変わりました。
英語学習においても幼児期から始めたほうがいいという考え方があります。しかし何歳になっても学習は始めることはできます。そして確実に英語の能力を伸ばすことが可能です。
脳の機能が年齢と比例して衰えていくというのは、科学的に覆っており、最新の研究によると、使えば使うほど活性化されることがわかっています。
何歳になっても遅くはありません。