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自分の時間を取り戻そう/ちきりん 【書評】「結論:忙しさから抜け出す、最良の方法」 

自己啓発

忙しすぎる人「今ほんとに忙しいんだよね、この忙しさから抜け出す方法ってないの?」

忙しすぎる人「今、変化がめちゃくちゃ早いんだけど、これからどういう変化をしていくの?」

この2点が、「自分の時間を取り戻そう」中に書かれています。

この本を読めば、

  • 忙しさから抜け出す具体的な方法
  • これから、変化は具体的に、どうなっていくのか?

ということがわかります。

もくじ

    自分の時間を取り戻そう/ちきりん 【書評】「結論:忙しさから抜け出す、最良の方法」 
    1これからの変化は生産性がカギ
    2生産性を高めるには
    3高い生産性で生きる意味

1 これからの変化は「生産性」がカギ

著者のちきりんさんは、

今、社会が急速に高生産性社会へシフトしている

というふうに、述べられています。

具体的に、どのように「変化」していくのか説明していきます。

①速い速度での変化

それは、これまでに経験したことがない

    ものすごい速い速度

で、この高生産性シフトが進みます。

    それは一体どういう現象のことなのか?

単純に、

社会全体が、生産性が高まる方向にどんどん動いていく

と言う現象で、この現象は、これからも止まることはありません。

②広い範囲での変化

これからあらゆる様々な場面において、変化が起こっていきます。

それは、

世の中に存在するあらゆる資源は、今までよりはるかに高いレベルで、有効活用されるようになる

と言う意味です。

しかし、この流れは今に始まったことではなく、今までも産業革命といった、大きな変化はありました。

しかし、今、起こっている変化と言うのは、スピードに加え、

その範囲

というのが、以前よりも格段に広がっています。

③「生産性」という観点での判断が必要

何か新しい技術やビジネスを目にしたときには、それを、

「生産性」という判断基準で評価する

と言うことが非常に重要です。

今後、社会では生産性の高いものが残って、生産性の低いものが無くなっていく

そうだとすれば、

「この商品は、生産性をめちゃくちゃ高めてくれる」

と言うような商品であれば、確実に流行るなど、これから世の中がどう動いていくのかも見やすくなります。

もし自分でビジネスを始める人も、

「生産性は高くなるのか?」

という判断基準を事前に考えることで、事業の可能性を判断することができます。

2 生産性を高めるには

①作業時間(投入時間)を制限する

まずは今やってる仕事を、今までよりも少ない時間で終わらせる

と言うふうに、決めてしまいましょう。

例えば、

    「夜11時」までかかっている仕事があれば、まずそれを「9時」にしてみる

と言うように、その業務に対する時間を少なくしていきます。

そうすると自然に、

    作業時間を少なくするには、どうすればいいのかなぁ?

と言うように考えるようになります。

②全部やる必要はない

  • すべてのことをやる必要はない
  • どうしてもやらなければいけないこと以外はやらない

と決めることで、あなたの中で、今ある物事の優先順位を強制的に考えることができます。

そしてそれが、

「最初」に、最も重要な仕事に時間を使う

という、生産性の高い時間の使い方ができるようになるんです。
最初から、

  • 全部できるはず
  • 全部自分でやろう

と考えると確実にパンクします。

この「エッセンシャル思考」
と言う本も非常に参考になります。

③忙しくなる前に、遊びの予定を立ててしまう

これは、

「投入時間を制限する」という方法の応用版

です。

忙しくなる前に、遊びの予定を入れてしまう

何かしらの予定を入れてしまうことで

    それまでに、確実に仕事終わらせなければいけない

と言うシステムを、作り出すことができます。

この、

    忙しくなる前

というのが重要です。
ぶっちゃけ、忙しくなってから遊びの予定を入れようと思っても、

  • (いや無理でしょ。だってこんな忙しいんだよ?)
  • (今そんな暇ない)

というように、おそらく予定入れないと思います。

    普通に考えて、怖いですもんね?

なので忙しくなる前に、次の休暇の予定を組んでしまうなどのことをすれば、

それまでに、仕事を終わらせなければいけない

と言う期限を、自分の中に作ることができます。

そうなったら、

    それまでの期間に、どうやったら終わらせられるのか?

ということを本当に、真剣に考えるようになります。


④時間の家計簿をつける

自分の生活の中で、

  • 生産性の低いこと
  • 止めるべきことと

って、はっきりってよくわかりませんよね?
そのため、

朝から晩まで、いったい自分が何をしていたのか?

ということを、1時間ごとに行動記録をとってきます。

そうすることで、

何にそんな時間がかかっているのか?

っていうことが、可視化されるようになります。

3高い生産性で生きる意味

高い生産性で生きることができれば、

本当にやりたいと思うことに、お金や時間を投入

することができます。
生産性を高めることができたら、あなたが本当にやりたいと思う事に対して、あなたのパワーを全部投入することができます。

    「今、毎日行っていること、それはあなたにとって本当に必要なことですか?」

いちど立ち止まって、よーく考えてみてください。

毎日、なんとなくやっているもの
それは、実際に冷静になって、

    「する必要はあるの?」
    「あるのであれば、もっと早い時間でこなすには?」

と考えてみると、意外にたくさんの課題が見えてくるはずです。

そのような作業を続けていけば、あなたは確実に、

やりたいことに対して、あなたの全てのパワーを投入することができます。


個人的には、ストップウオッチをダイソーで購入て、なんの作業をするにしても、タイムを測るようにしています。
そうすると、

    あれ、こんなに時間かかってたの?

という事が、めちゃめちゃ出てきます。

予想時間の、3倍くらいの時間がかかってる感じです。
ぜひ、試してみてください。